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北方ストリオン
大陸北部に広がる山岳、森林の総称。
ストリオ人と呼ばれる人種の領域だが、様々な要因によってこの地とその住人たちの情報は非常に限られており、地図上の諸表記も隣接国である帝国領から目視できる地形情報に基づいた推測によって構成されているにすぎない。
不帰の森
大陸歴成立以来、大陸統一を目指すランダイト帝国、ストリオ人の装備に使われているとされる特有の鉱物に興味を示す西方諸国の主たち、己の力を証明しようと危険地帯に挑む東方戦士、その他多くの国、組織、人々が北方ストリオンの森へと足を踏み入れたが、何らかの情報を得て生還した者はひとりもいない。
船砕きの海
大陸北側の断崖絶壁が続く海岸線を航行すると現れる、海面から突き出た岩塊群とそれらの合間を縫うように走る複雑な海流が特徴の海域。
どの航路を取っても北方ストリオンに上陸するためにはここを通過しなくてはならず、過去に西方連合の前身であるシャテレ王国とランダイト帝国が合同調査船団を組み挑んだ際には奇跡的に一隻が当該海域を突破、しかし後に続くことの出来た船はなく、先行したその一隻も海面を漂うもやの中へ進むとそのまま消息を絶った。
消えた《荒野の王女》号、および乗組員のその後については後年多くの物語が作られたが、真相は謎のままである。
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